発達検査を受けてみると、「知的障害がない」域になっていた。
WISC(ウェクスラー式の発達検査)を受けてみました。
中三になったので、「進路選択の参考になれば」、ということで発達検査を受けてみることを学校から勧められ、受けてみました。
それまでは、療育手帳の更新のため、新版K式発達検査のみを受けていました。
小学校までは、ボーダー(境界知能)であることが多かったです。
WISCは、会話や様々な道具を用いて一時間以上かけて検査がおこなわれます。
たとえば、○○とは、何ですか?など言葉の定義を説明したり、カードを並べ替えてストーリーを完成させたり、手本と同じ図柄にパズルを並べ替えるなど。
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軽度発達障害の心理アセスメント―WISC‐IIIの上手な利用と事例
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うちの子は、以前は、言葉の遅れがかなり顕著で、会話そのものが難しかったため、以前は、WISCを受けることが難しく、どんな成長が見られているのか知ることができませんでした。
K式では、目的が療育手帳(知的障害者に発行される)更新だったため、詳しいデータを検査者から教えてもらえることもなく、ただ、境界知能、というであるというものでした。
WISCでは、得意なこと、不得意なことが明らかになります。
今回の検査で、意外にも、言葉の成長が著しいということが分かりました。
様々な項目で、IQが10以上あがり、「知的障害のない域」に成長しており、ばらつきは少しありますが、それでも、バランスがだいぶ整ってきて、トンチンカンなことを言っていた子どもが、社会性がある、という風に言ってもらうことができました。
やはり幼少時のときに、しまじろうが大好きで、絵本を読んだり、言葉の力をつけたりする習慣が少しずつ積みあがったからだと思っています。
早期に興味を持たせることで、その後の成長にもよい影響があると考えています。