自閉症の息子が高校に合格しました。こどもちゃれんじの早期療育のおかげです。
私の息子は幼少時、知的な障害がありました。療育手帳も持っています。
アスペルガーではなく、言葉の遅れもありましたし、4歳まで会話も成立しませんでした。
今は、自閉症の特徴は薄れつつあり、知的なレベルもあがって、いわゆる「高機能自閉症」と呼ばれる状況になりました。
小学校、中学校は特別支援学級にいました。
2年生までは、パニックや癇癪もひどかったです。
でも、あきらめずに、いろいろなことをさせてきました。
幼少時は市の療育もまともに受けられない中で、わずかな希望の光は、こどもちゃれんじを受講して、しまじろうパペットや、おやこ英語(現在のこどもちゃれんじEnglish)に、目を輝かせて
独り言をいったり、自分の世界に入って物を並べていた息子が、しまじろうに興味を持ちました。なぜか、英語も気に入っていました。「こだわり」の一つかも知れません。
でも、英語はとても伸びて、中二で英検4級で合格しました。
一般の生徒からすればたいしたことはないのですが、息子には奇跡にちかいものでした。
先日、高校入試がありました。
合格しました。第一希望の全日制の学校です。
息子は、以前は、一般の高校は難しいと言われていました。感情のコントロールがとても難しいのです。しかし、ここ1年ほどとても落ち着いてきたのです。
話がスムーズにできるようになったことで、かんしゃくをおこさずに、自分の思っていることや、したいことを言葉で表すことができるようになってきたのです。
しかし、息子はこつこつ学習し、落ち着いた態度で面接に臨み、入試を突破することができました。 今は友達もできて、楽しく学校に通っています。自閉症のわが子に友達ができるなんて思いもしませんでした。
こどもちゃれんじをはじめたことで、好奇心を育て、周りに目を向けるという意味では、早期療育に近い効果がありました。早くからこうした取り組みをすることが、先の成長にもつながっているとあらためて確信しています。